用語解説(ITキーワード)

 
 
  IT用語とその中身
世間に氾濫する新IT用語を簡単に説明。
  社員のやる気
営業社員にやる気があるか無いかで成果は変わる
  営業戦略
社員自らが営業戦略を考えることが武器になる
 
 
  飛び込み営業
飛び込み営業だけではいつまでたっても貧乏です。
  テレアポ
断られるには理由があるのです、立場を変えると・・。
  プレゼンテーション
パワーポイントのプレゼン方法に頼ってはいけない。
  企画提案書
お客様のニーズ以上のことを提案するには・・。
  リンク集
お客様に持って行って一番喜ばれるのは最新情報。 
  メルマガ
営業失敗談(実話)をメールマガジンにて毎週発行



   
   

   経営戦略に関連するIT用語集
 

 

IT用語が世間に氾濫している。社内システム導入を検討すると、若い社員や出入りの 営業マンが聞いたこともないような横文字を羅列する・・そんな場面で言葉の裏側にある 本当の意味を経営者は知っていなければ反対も賛成も言えません。

「なんとなく、その意味は知っている」ではなく、本当に利益につながるものなのか・・少しだけでも知っておくと的確な判断が下せるのです。




eビジネスとは

単純にインターネットをビジネスに活用することで、個人相手にネットで商品を販売する ことであったり企業と企業がネットを通じて取引をするもしくは在庫確認や決済を行うこと。
eビジネスは儲かる、という考え方があるが特に個人相手に一般流通商品を販売する 時には単純に価格が安いかどうかの比較対照としてしか見られないので店舗を持たず 、薄利多売を狙う企業との勝負になり、儲けは少ない。

しかし、そこにしか無いもの、他では手に入らない商品やサービスに関しては全国から 「売ってください」の声がかかる可能性があり、売り方ひとつで儲けることは可能。

CRMとは

直訳すると「お客様との関係を管理」すること。わかりやすく言うと大阪船場の 呉服商人がひとりひとりのお客様の顔を覚えている状態をアルバイトもできるようなこと。

「いやーまいど、田中さん・ひさしぶりやけど元気してはったん?そうや、田中さんが 欲しい言うてたの、探して仕入れときましたで」という番頭さんの記憶と心遣いをパソコンに保存して 、加工する。これを社員の誰でも瞬時に探して見ることで番頭さんと同じ応対ができる。 そうしてお客様の満足度を高める

最近、ピザや宅配便に電話をかけると電話番号を言うだけで「鈴木様ですね」 と名前を呼ばれるのが、このシステムです。

同じような仕組みで、営業マンがお客さんとの会話から仕入れた情報を社内で公開、 共有することをSFA(営業支援システム)と言います。

これを大掛かりにしようとなると大規模情報システム導入、という話になるが普段 皆さんがお使いのパソコンに2万円程度のソフトを追加するだけでお客様の情報を 複数の社員が簡単に共有できるようにできます。

SCMとは

直訳すると「供給連鎖の効率化」。

よくわからない言葉になってしまいますが受注から納品までの一連の流れの中で 無駄を省いて、もっとスピードアップし、納期を短縮、エンドユーザーの要望に応え よう、という動きと在庫、仕掛り品を減らしたいというメーカーの要望を満たすもの。

中小企業では社内だけでなく、ヨコのつながりである卸し業者、販売店からエンド ユーザーまでの一連の流れすべてにおいて情報を共有して効率化を目指すことになる。

たとえば、FAXで機械部品の注文が入ってくる→電話で材料を仕入れる→納品 伝票とともに材料が納品→加工したものに新しく納品伝票をつけて発送→物流 会社は別の伝票で送り先に届ける→顧客に届く 

という流れにSCMを導入すると、最初の受注はインターネットからの注文となり、 その注文が来た時点で材料業者から物流業者まですべての業者がその内容を 把握して、必要な体制で待ち受ける・・となる。

言うまでもなく、他社間との連携、協議に時間を要するもので1社でも「うちは知らん」と
なるとシステムは成り立たない。導入費用の問題も含めて困難は多い。


ナレッジマネジメントとは


直訳すると「知識を有効活用」すること。つまり、社員個人が持っている経験や 知識を社内全体で有効活用できるようにして全員の技術向上を成し遂げること。
たとえば、入社1年目の営業マンがベテランのトップセールスマンが活用してい るプレゼン資料をパソコンで加工してお客様に提案できる。

しかし社内に大掛かりなシステムを導入する必要は無く、単純に2台のパソコン をケーブルでつなぐだけで情報の共有は可能になる。ケーブル費用300円でナ レッジマネージメントの完成。問題は社員が自分の情報を上手に公開できるかどうかにある。

ERPとは

直訳では「経営資源の計画的活用」となります。言葉は難しいのですが、 会計や生産管理、在庫管理といった業務をひとつの定型システムでまと めて管理し、有効活用できるように計画しようとするものです。

しかし、大企業なら間接部門の連携や財務部門が機能していないなどの 問題点にも注力できますが中小企業では経営資源の活用の前にいかに 注文をとってくるか、に注力しないとシステム開発に投じた費用で効率化 を図る前に資金繰りに困ってしまいます。

会計、生産管理に多少の無駄があっても、売り上げと利益が確保できてい れば経営に困ることはありません。まずは儲けましょう。






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